システム定義ファイル

InfoEyes PrintServerで管理するフォルダ位置等を定義しているファイルです。

運用によってフォルダ位置を変更することが可能です。

InfoEyes PrintServer WebサイトのルートにSystem.xmlとして存在します。

フォルダ定義

タグ名:Folders

アトリビュート名設定値
RootFolderフォルダ定義のルートとなるフォルダを設定します。定義されない場合、Webサイトのフォルダとなります。

タグ名:Folder

アトリビュート名設定値
IDシステムで使用するフォルダID
テキストルートフォルダからの相対フォルダ

システムで予約されているフォルダID

フォルダID説明
Reports帳票定義ファイルおよび出力定義ファイルが格納されているフォルダ
PrintDataPDF等の出力ファイルが出力されるフォルダ
Menusシステムのメニューが定義されているフォルダ

セキュリティ設定

セッションを使用するよう設定した場合、ログインされているかを各ページ実行時にチェックします。

タグ名:Security

アトリビュート名設定値説明
UseSessionUserTrue,False(Default:False)ログインユーザ情報をセッションにより管理します。
UseHKEYTrue,False(Default:True)ファイルダウンロード時のセキュリティが強化されます。
CommonHKey任意文字列ファイルダウンロード時のセキュリティ共通キー

トレース設定

トレース機能を使用すると画面あるいはサーバ処理の開発及びデバッグが簡単に行えます。

タグ名:Trace

アトリビュート名設定値
EnabledTrue,False(Default:False)

Enabled=Trueに設定した場合、デフォルトではTraceフォルダに"<機能ID>.args"のファイルが出力されます。

項目名=値 の配列形式で出力されますので画面からどのようなデータが渡ってきているかを確認できます。

また、SqlServer.exe 等の共通アプリケーションではクライアントのargs.ResultTraceにクエリー実行内容等が出力されます。

この機能は主にInfoEyes Frameworkを使用し開発を行う場合に有効です。

定義の例

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<SYSTEM>
  <Security UseSessionUser="True"/>
  <Folders RootFolder="">
    <Folder ID="Reports">Format\Reports</Folder>
    <Folder ID="PrintData">PrintData</Folder>
    <Folder ID="Menus">Format\Menus</Folder>
  </Folders>
</SYSTEM>

参照

InfoEyes PrintServer InfoEyes Framework