= !WsInput のイベント = イベントハンドラ(function)を定義することにより Framework における動作をカスタマイズできます。 各定義イベントについて説明します。 == 項目チェック == === 書式 === var message = onCheck_<コントロールID>(rowElement,listview) === パラメータ === rowElement: リストビューの行オブジェクト(リストビュー項目の場合) listview: リストビューオブジェクト(リストビュー項目の場合) === 説明 === このイベントを定義することによりフォーカス移動する前に項目内容をチェックし再入力を促すことが可能となります。 戻り値にメッセージ文字列を返すことによりメッセージを表示し、フォーカス移動をキャンセルします。 == フォーカス移動 == === 書式 === function onBlur_<コントロールID>(rowElement,listview) === パラメータ === rowElement: リストビューの行オブジェクト(リストビュー項目の場合) listview: リストビューオブジェクト(リストビュー項目の場合) === 説明 === コントロールのフォーカスが外れた場合に発生するイベントです。 このイベントではフォーカス移動をキャンセルすることはできません。フォーカス移動をキャンセルする場合は、チェックイベントを使用してください。 == チェンジ == === 書式 === function onChange_<コントロールID>(rowElement,listview) === パラメータ === rowElement: リストビューの行オブジェクト(リストビュー項目の場合) listview: リストビューオブジェクト(リストビュー項目の場合) === 説明 === コントロールの入力内容が変更された場合に発生するイベントです。 日付、数値等の基本チェックを行った後に発生します。 setValueメソッドを実行した場合も発生します。 == 検索確定 == FindIDが定義されているコントロールで検索ダイアログにより行選択をなった場合に発生するイベントです。 InputDataField等を定義すればコントロール内のエリアにはFrameworkにより値がセットされますが、別の項目に選択行内の値を設定したい場合に使用します。 === 書式 === function onFind_(result) === 説明 === result は選択行における各カラムデータの配列です。 == 検索パラメータ設定 == FindID が定義されているコントロールで検索ボタンが押下されたときに検索条件を渡したい場合に使用します。 === 書式 === function onClickFind_(params) === 説明 === params はダイアログに渡す引数の配列です。 <パラメータ名>=<値> の形式で配列に追加してください。 == 参照 == [wiki:WsControls WsInput]